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「ひとりごと:心の思うままに日記」 

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早30年

カテゴリーの「本」の中で、時々書いている「グイン・サーガ」ですが、今月118巻が出ました。
ここんとこ何ヶ月は、月刊グインになっていて、毎月出ていたのですが、さすがに疲れたのか次回からは、1ヶ月おきのペースに戻るようです。
118巻のあとがきを読んで、ビックリ。
グインが始まって、来年は30年だそうです。
ほぉ~~~~私は、30年追っかけて読んでるんだぁ~

で、思ったのが「グイン・サーガ」を読み始めたキッカケ。

30年前に付き合っていた当時の彼氏の友人から薦められたんですよね。
この友人、とてもユニークな方で劇団で役者をやっている方でした。
芸名で呼んでいたのですが・・・忘れた。確かイニシャル「A」だったような気がするので、Aさんと書かせてもらいます。
Aさん、背が高くて博識で顔つきは今だったら・・・・阿部博に似てるかなぁ?
もう少し、サッパリした顔してたと思うけど。
私の彼氏Hさんとは全然タイプが違うのに、仲良かったなぁ~
池袋のアパートに住んでいて、今東急ハンズがある近辺だったような気がします。
わっ!ということは、今の勤務先とめっちゃ近いってことだ。
もしかしたら、同じ場所かもしれないや・・・・怖っ!
高速の高架のそばだったことは覚えているから、ゲッ!マジな話だ。
何で今頃になって、思い出すかね・・・

Hさんは、拓殖大学の学生で学校とバイトで忙しくって、私放り出されてる時間が結構あったんですよね。そんな時、時間潰しでAさんのアパートに遊びに行って、待ち合わせ場所に使わせてもらったりしてました。
本は小学生の頃から好きで、どんな時でも必ず文庫本を持って歩いていたので、Aさんも私の本好きは知ってました。
ある日、本の話になって「面白いお薦め本ある?」と聞いたことがありました。
どんなジャンルが好きなのか聞かれて、あの頃はSFとかファンタジーとかに嵌っていた頃だったと思います。
あぁ~処分してしまった本達の中に、SF系がイッパイあったような気がする。
読み直したいな・・・
「SFやファンタジー」
と答えると、じゃぁと言って薦めてくれたのが
「グイン・サーガ」と「ペリー・ローダン」でした。

「ペリー・ローダン」シリーズは、ドイツで1961年から週刊誌に連載され、日本では、1971年翻訳開始、2007年11月の最新刊で341巻目となってます。
原作はグループで書かれていて、初期の頃は一人の翻訳家が翻訳されていたのですが、今では翻訳もグループでやっているようです。そりゃそうですよね、追いつきませんわ。
ローダンは2作で1冊の本になって、日本で発行されてるんですよね。
紹介されて、2作とも読み始めました。
どっちも、メッチャ面白かった。
だけど、ローダンの方は途中でマンネリ感を持ったことと、逆に有り得な展開になってしまったんですよね。
まぁ、SFだから、元々有り得ない発想なんだけど、そう言うことじゃなく、死んだ人が都合良く生き返っちゃったりして、付いて行けない・・・と感じ、200巻手前まで読んで止めました。
「グイン・サーガ」は、一人の作家が書き続けている作品としては、世界一らしいです。
海外でも翻訳されて出版されてるってこと、初めて知りました。

作者の「栗本薫」さんって、私と大して年違わないんだよね。
だから、結婚とか出産とかだいたい同じくらいじゃないかなぁ?
そう思うと、凄いバイタリティだなあ~って思います。
頭の良い人は、違うんだな。

30年前、若かった。
当たり前だわな。このHさんには、手痛い失恋を経験させてもらいました。
当然、分れた後はAさんとも、没交渉。今どこで何をしているのでしょうか・・・
Hさんのその後共々、気になるところです。
Hさんに振られた後、3年くらいは傷を引きずってましたね。
自暴自棄と言っても良いだろう、ご乱行ぶりでしたもの。
その間に、旦那とも知り合い、心の恋人Iさんとも出会ってるんだわ。

Hさんとの出会いは、別の彼氏との恋愛相談をしていて、乗り換えちゃったんだっけ。
バイト先の先輩で、声が滅茶苦茶良い人。
お笑い「麒麟」の田村さんじゃない方の人の声に似てる。あそこまで低くはないんだけどね。
見る度に思い出すわ。
歌が上手くて、よくギター弾いて歌ってくれた。
背はそれ程高くなく、170㎝くらだったかな?ガリガリに痩せてるんだけど、馬術部の主将だったから、筋肉質の身体だった。指が長くて、凄い綺麗だった。
やっぱり、指のポイントは高いのよね。

高校を卒業してから、ん十年。男の切れてた時期がほとんど無いんだけど、大方の人は忘れてしまった。顔も名前も思い出せない人の方がはるかに多い。
覚えているのは、Nくん、Hさん、Iさん これだけだわ。
それぞれの男性に色々なことを教えてもらった気がします。
Nくんからは、ステディな関係になることの楽しさを。
Hさんからは、愛し過ぎた方が負けるってことを。
Iさんからは、どんだけ好きでもどうにもならない切なさを。
勿論、それだけじゃないんだけど、大雑把に括るとってことね。

そんなこんなも、もう味わうことの出来ない感情のやり取り。
「青春」という言葉が浮かぶかもしれないけど、私としては元気いっぱい、勢力バリバリだったような気がするから、夏の盛り「朱夏」と言いたいかも。
だとすると、今は少々寂しげな「白秋」となるのだろうか?
いやいや、まだまだ「朱夏」の気分で居たいわ。
ケリーに触発されて「朱夏」時代をいつまでも生きたい。
そして、心穏やかに「白秋」の次期を迎え、逝きたいな。
「玄冬」は、出来れば無しに。

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