宮部みゆきさんの時代小説シリーズです。
「ぼんくら」上下
「日暮し」上下
「おまえさん」上下
最新刊(文庫)の「おまえさん」上下を一気に読み終わってしまって、頭の中で江戸弁がグルグルしてます。
好きですねぇ~このシリーズは。
捕り物帳なんだけど、途中で笑ってしまったり、泣けてしまったり。
ほんとに、宮部ワールドに引き込まれます。
町方役人のダメ同心 井筒平四郎
平四郎の甥っ子で、絶世の美少年で天才脳を持つ 商家の五男 弓之助
岡っ引きの政五郎の養子で、人間テープレコーダー、聞いたことは全て暗記してしまう超能力の持ち主である おでこ=三太郎
煮物屋のおかみ お徳
そんなこんなな素敵な愛すべきキャラがたくさん登場するお話。
今回の「おまえさん」の中にもまた、素敵な御仁が登場してました。
新人同心、間島信之輔の大叔父(本当はもっと遠い親戚)である 本宮源右衛門
江戸の街並み、におい、音、色、温度 などなど、様々な景色が脳裏に浮かびます。
見たことも聞いたこともないはずなのに、なぜか景色がカラーで浮かんできます。
きっと時代劇で見たシーンが蘇っているんだろうとは思うんだけど、文字を追っていて映像が見える気がするのですよね。
捕り物帳は読んだことが無いという方でも、推理小説や警察小説が好きだったら、また違った味を味わえると思いますよ。
宮部さんの時代物は大好きです。
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