「ひとりごと:心の思うままに日記」
先日の本「黒笑小説」に続き読み始めた「怪笑小説」なんですけど、笑えないタイトルと話が出てきた。
タイトル見た時に、マジで (OoO;) ドッキーンッ!
『おっかけバアさん』
切なくならない?
内容は、タイトルのまんま・・・
こちらは、舞台の時代劇俳優にハマったバアさんの話なんだけどさ、傍から見たら同じでしょ。
旦那に先立たれ、年金と生命保険だけが生きて行く糧。貯金をして、絶対に贅沢はせず、倹しく生きてきた一人の老婆が、たまたまご近所の奥さんが、新聞屋さんに貰ったチケをこの老婆にあげた。
タダだから、行ってみるか・・・
で、行ってみたら別世界がそこにはあった。
テレビもラジオを置いてない独り暮らしの部屋、新聞は公園のゴミ箱に捨ててあるのを読んでいた。
食べる物も倹約し、お洒落なんて滅相も無い。
貯金だけが生き延びる手立てなのだから、余計なことには金は使わないで生きてきた。
貯金が底をついたら、死んでしまうから。
なのに・・・
切ないわぁ~
やっぱり、こういうのって揶揄されてるのよね。
だけどさ、どうして?
芸能人は、こういうファンが居なければやっていけないわけじゃん?
ああ
切ない、我が事としか受け取れない。
こんな風に見られてるのかなぁ・・・